平戸の夜の街に賑わいを
というコンセプトのもと、所属する平戸まちづくり運営協議会の委員として企画書を提出し、平戸に帰郷した当初から温めていた構想のひとつである交流広場でのイベントを実現することができました(現時点で2回開催済み)。
思い返せば、平戸に戻ったばかりの頃、役所に足を運び提案を持ちかけたものの、あっけなく門前払いを受けました。それでも時を重ねるうちに、少しずつ声が届くようになり、まちづくり協議会という看板の力も後押しとなって、ようやく実現に漕ぎつけることができました。
ただ出店が並ぶだけのマルシェイベントにはしたくなく、会場の装飾やステージ構成、ポスター・フライヤーのデザインにもこだわり、空間全体に物語性と魅力を持たせることを意識しました。

「夜の野外」というイベントには、天候や設備面など難しい条件が伴いますが、あえてその挑戦を選びました。すると一回目の開催から多くの方々が足を運んでくださり、イベントとしての大きな可能性を感じるスタートとなりました。
二回目の開催ではさらに来場者数が増え、初回ではあまり見かけなかった浴衣姿の観光客や外国人、他地域から訪れた方々が声をかけてくださり、「とても良いイベントですね」と嬉しい言葉をいただく場面もありました。
チャレンジの場としての活用
このイベントの目的は、単に賑わいを生み出すことだけではありません。
出店やステージに挑戦する人を増やしたい。そんな想いも込められています。
これから商売を始めたい方、副業で作ったものを試しに販売してみたい方、音楽やダンスなどを初めて人前で披露したい方など、さまざまな挑戦者にとっての「はじめの一歩」となる場になれば嬉しく思います。
打ち上げ花火で終わらせない
イベントは、一過性の盛り上がりで終わってしまいがちです。
だからこそ、そこで生まれた熱やつながりを、どう次のステージへ昇華させていくか。それが私たちの課題であり、挑戦です。
まちづくりの一プレイヤーとして
目標は壮大ですが、私はこのイベントの夜の景色が、いつか平戸の商店街エリアの日常の風景になることを夢見ています。その実現に向けて、これからもまちづくりの一プレイヤーとして、挑戦を続けていくことをここに宣言します。
次回「ナイトフィーバーvol.3」は11月8日(土)開催予定です。
皆様のお越しをお待ちしております。



