政策

ひとりひとりのプレイヤーが輝ける平戸へ

まちの根幹をつくっているのは、行政でも制度でもなく、そこに暮らす「ひとりひとりの人」です。仕事や生活、挑戦や創造。それらが重なり合って、まちの魅力が生まれます。
平戸にも、ビジネスやまちづくりなど、それぞれのフィールドで知識や経験を活かしながら活動する多様なプレイヤーがいます。しかし、彼らから共通して聞こえてくるのは「行政に声が届かない」という切実な声です。
本来、地域のことには、行政と市民が近い距離で向き合うべきです。けれど、私自身もその間にある“見えない隔たり”を感じています。
だからこそ、行政の意識改革に取り組みます。そして、声が届く仕組みをつくります。
ひとりひとりの挑戦が、まちの力になる。そんな平戸を、みんなで育てていきたいと思っています。

現役世代が誇れる平戸に

「どの世代が大事か」という話ではありません。これは“順序”の問題です。平戸に限らず、今の日本が抱える多くの課題の根底には、少子化による人口減少があります。
高齢者を支えることも、子どもたちへの教育や福祉を充実させることも、どれも大切です。しかし、それらを支える土台となるのは、現役世代が安心して働き、暮らせる環境です。現役世代が誇りを持って生きられるまちでなければ、次の世代も、その先の未来も育ちません。
現役世代が誇りを持って暮らせる平戸をつくることは、未来への投資です。そのために、今こそ順序を見直し、現役世代の生活基盤を支える政策に力を注ぐべきです。まちの未来は、今を生きる人たちの手の中にあります。

自然やパブリックスペースを活かした、新たな観光施策。

一次産業や市民の暮らしに寄り添った施策が重要なのは言うまでもありません。しかし、平戸にとって「観光」は外貨を獲得できる貴重な手段であり、まちの未来を左右する大きな要素でもあります。その観光施策が、現在は予算ばかりが膨らみ、成果が見えにくい状況にあると感じています。さらに問題なのは、その多くが外部の業者に委ねられていることです。地域の資源を活かすはずの施策が、地域の手を離れてしまっている。それでは持続可能な観光にはつながりません。
これまでの「歴史偏重」や「ハード整備頼り」ではなく、平戸にもともと備わっている自然や文化、そして既存のパブリックスペースを活かすこと。そこに市民の創意や力が加われば、大きな予算をかけずとも、人を惹きつける魅力は十分に生み出せると考えています。
このような施策を推進することで、これまで人の流れが生まれにくかった市街地以外の地域にも、新たな動きが生まれるはずです。観光を「まちの外からの風」としてだけでなく、「まちの中からの力」として育てていく。そんな平戸らしい観光のかたちを、これから模索していきたいと思います。

強いチーム平戸を育む

その実現のための第一歩として、テレビマンとしてメディアに携わってきた経験やまちづくりのプレイヤーとして活動してきた経験を活かし、情報共有の徹底、議論・対話の場の創出、そして市民の声を確実に届ける仕組みづくりに取り組みます。

具体的な政策を実現するには、多くの外的要因が立ちはだかります。制度の壁、予算の制約、既存の慣習。それらは決して小さなものではありません。
だからこそ、私は「理想」だけを語るのではなく、「やるべきこと」に向き合い続けます。
ここでは、私自身の活動指針を明確に示します。

・現場の声を拾い、政策の根に据えること
・市民と行政の距離を縮めること
・地域資源を活かし、持続可能な仕組みを育てること
・若い世代が希望を持てるまちをつくること
・伝え方・魅せ方にも工夫を凝らす

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